99’全日本カレイ選手権奮戦記
神戸 和田宮サーフ 坂井 廣
第71回全日本カレイ投げ釣り選手権大会に、春の全日本キス選手権大会の優勝に続き、
連続優勝をと甘い考えで、会場の選定。
連続して優勝魚が出ている牡鹿雄勝会場はエントリーが殺到すること、釣り場は抽選になり、
望みのポイントに入れない可能性がある事から敬遠し、マコガレイ60.9pの日本記録が出
た小名浜会場でエントリー。このあと62pのマコガレイが出ているとの情報も。
日本記録を釣られた伊豆サーフの鈴木さんも小名浜会場との事で、ご案内いただこうと、
お会いできるのが楽しみ。
今回は伊豆サーフの今村 仁さんにご案内頂く事になり、今村さんのご自宅のある神奈川県
大和市まで伺う。奥様手作りの栗ご飯、おでんで美味しい夕食を頂きました。今村さんのお
母さんの手作りのらっきょと漬物も美味しかったなあ。伊豆サーフの福神さんと3人で、11月
13日午後10時30分車で出発、途中、渋滞もなく午前2時小名浜港着、渡船店、乗り場等
下見をして、集合場所でしばらく仮眠。56名のエントリーに対して、実参加は41名。
日本記録が出た大大西(だいだいにし)と呼ばれる西端赤灯台に鈴木さんのご案内で入ろ
うとしたが、あいにく鈴木さんは業務都合で不参加。残念。
大大西は当然入る希望者が多く、さらに先週まで、カレイの姿を見ていないとの情報もあり、
大大西へ入るのをあきらめ、13番と呼ばれる東側に入る事になった。この防波堤は全長
4キロメートルも有り、どこもカレイの好ポイント。
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第一西防波堤13番付近 |
午前5時30分に渡船開始、渡船店は4軒あり、1500円。まだ、真っ暗な中仕掛けをセット、エサは
今村さんに手配していただいた、岩むしと青イソメ、両方とも活きの良いエサで、これならと胸が弾む。
空が白んできた頃第1投、100、60、30mに投げ分ける。海底は泥土のようで、オモリがもぐり込む
ので、着底してからすぐにオモリを引き抜く。水深は7〜10mと浅く、ほとんど流れない、根がかりも
まったくなし。
mambooの釣れる時間の通り7時の時合までエサも取られない。時合の7時に外向きで釣っていた人
が35cmのアイナメ、続いて60mラインの私の竿に小さなアタリ、これは29.8pのマコガレイ、
7時半に投点10メートルの右隣の一般の方に大きなアタリ、これが43.5cmのマコガレイ。
今村さんにも手のひらカレイと34.6cmのアイナメ。8時の時合終了とともに、アタリが遠のき、次の
時合10時〜11時までうつらうつらする。
10時に気合を入れ、エサの交換、近隣で次々と竿が曲がり始め、カレイのダブルも見られ、私の竿
にもコツコツとアイナメと分かるアタリ。これは33cmのアイナメ。
左隣のビックワンサーフの野辺さんが41.1センチのマコガレイを上げる、オメデトウ。
11時の時合終了とともに実質的に納竿。あとはエサも取られずに終わる。
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伊豆サーフ今村さんの34.6p |
ビックワンサーフ野辺さんの41.1pのマコガレイ |
検寸の結果プラスワンサーフの森口さんの41.2p、続いてビックワンサーフの野辺さんの41.1p、40pオーバ
ーのカレイはこの2匹にとどまった。
注目の大大西の赤灯台はかねての情報通り、型を見なかった。
宮城県の牡鹿雄勝会場は50cmオーバーのイシガレイが2匹、日立会場でも40p台止まり。今年はキス同様全
国的に苦戦の年なのかな。
自身の敗因のいくつかを分析してみると、平成9年のカレイの大型ラッシュから2年、4〜5年周期の谷間に当たる
今年は50cmオーバーが少ない事、水温が異常に高く、本格的にカレイシーズンインしていない事、そして仕掛け
の問題。
地元の人は全て胴突き仕掛け2本針で釣っていた。これはオモリが泥土に食われても、エサの付いた仕掛けが
海底から上に出るためで、この場所の釣りに適している。大大西は砂地と岩なので、こうした工夫は必要ないとお
もわれるが、泥土の大西、小西では、胴突き仕掛けが効果ありかも知れない。
両隣で40pオーバーを釣られ、とにかく自分の非力を認識、勉強がたりないなぁ。
東北地方では、お祭り仕掛けという「恵比寿さんの笹」のような赤、黄色、の派手な仕掛けを使う人が多かったが、
ハリスと針だけの単純仕掛けを使った私でも釣果に遜色はなかった。
海に潜ってみると分かるが赤が赤く見えるのは水深5mまでで、10メートルを越えると赤は黒にしか見えない。
深海魚は赤い魚が多いので、深海では赤は眼に付きにくい色なのかも知れない。
今年は下調べ程度に終わってしまったが、来年は頑張ろうと心に決めて、常磐線春名駅から日立経由で上野へ、
新幹線を乗り継いで、午後9時30分神戸着。それから午前2時まで仕事。
何から何まで伊豆サーフの今村さん、福神さんにお世話になった一日でした。
会場のお世話をお世話をしていただいたビックワンサーフの皆様、プロジェクトを運営担当された皆様本当にあり
がとうございました。
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