2001全日本キス釣り選手権釣行記

「楽しい一日でした」

和田宮サーフ  坂井 廣

この所仕事が多忙で、かつては年100回釣行をしていたが、今はこだわりと思い入れがある「全日本キス投げ釣り選手権」「全日本カレイ投げ釣り選手権」だけしか釣行できない状態。中でも一昨年全国優勝した「全キス」はキスをこよなく愛する釣り人としては絶対逃せない大会です。会場で毎年、年1回お会いする参加者との交歓も楽しみのひとつ。一昨年優勝したときは、嬉しさのあまり友人たちに200通も電子メールを発信しましたが、「キス選手権で優勝するには何時間位キスし続けるのですか」「長時間キスの記録はギネスに登録されますか」「パートナーはどなたでしたか」等私の説明不足からとんでもない勘違いメールを主に女性から頂きました。だけどこんな大会があれば参加するかも?

さて、今年の全キスは6月10日(日)午前1時30分スタート、この日を楽しみに仕事の段取りを付けて、それでも日曜日の午後6時には帰社して仕事というハードスケジュール。6月9日(土)午前中にその日の仕事を片付けて、13時半出発、大阪空港発15:50に搭乗、17時鹿児島空港着、すぐにレンタカーを手配。毎年の事なのでおなじみの若い美人係員から「今年も来てくれましたね、キス選手権がんばってください」と励ましの言葉を受けて、一路会場である志布志会場肝属郡内之浦町へ。空港から会場までジャスト100km、2時間半の行程。途中コンビニで食料を仕入れて、20時30分会場着。町営施設「コスモピア内之浦」の温泉に入り、旅の疲れを癒す。早くも会場責任者である飛幡サーフ大石会長の車は到着しており、広島ナンバー、レンタカーなども続々と到着。

午前1時点呼が始まり、17名登録の実参加16名、この会場開設当時から参加されている呉投友会の山城さんは他会場参加になり、お会い出来ず残念。大石会長、東京から毎年参加の千葉サーフ戸倉さんは毎年奥様同伴で参加、奥様ともすっかり顔なじみ。

雲が低くたれ込めた、涼しい天候で肌寒いくらい。灼熱地獄の阪神地方から来ると鹿児島は涼しくて天国。

午前1時半の時報と共に出発。釣り場は車で3分、内之浦海岸の入り口製材所裏に入る。

白砂青松の2キロほどの海浜で、ポイントが分かりにくい。その分どこもポイントと言っていい。

白砂青松が2Km続く内之浦海岸

内ノ浦の入り口潮騒荘下


3本の竿を準備し、30〜40mの近投と100メートル付近へ2本投げ分ける。午前3時まではシマイサギの25cmが元気一杯に上がってきたのみで、不思議と釣りの税金である「海蛇」は来ない。

午前3時0分〜4時前後に当りが集中し、大きく竿を曲げ、竿尻を持ち上げる元気なキスが3匹連続、釣り上げた時の寸法は28〜29.5cm、どれも似たようなサイズ。うっすらと空が白んできた、5時に近投の竿に大きなアタリ。これは実寸30.5cmでしたが、検寸時間までには7〜8ミリは縮むので30cmぎりぎりか。5時半までに29cm前後を2匹追加するも、目標の33cmは来ない。やはり6時半頃から雨となる。明るくなってからは海蛇ばかりでお魚の姿が見えず。内之浦海岸はやはり、夜の暗い内が勝負、明るくなるとキスは食わなくなる。6時頃から雨が降り出す。昨年から参加の兵庫協会遊魚会の武田さんから、「内之浦で全キスの日に晴れる事はあるんですか」と聞かれ、「もちろんありますよ、15年に一回ぐらいは晴れます」。と

夜しか釣れない内之浦は雨が有利、いつまでも暗いし、経度の関係で国内で最も夜明けが遅いし、釣り人が少ないし。雨は大歓迎です。10時に納竿し、11時の検寸までに温泉で汗を流す。

11時検寸開始、大ギスが次々と提出されるが、30cm台までで、優勝しそうな大きさは出てこない。今年はキスが豊漁で、特に大型の数が揃っている。53ある会場の内で、大物(26cm以上)が出る確率はいつも全国一で、入賞率も常に上位、内之浦は大ギスのふるさとである。志布志会場の検寸の結果は以下の通り。

1.投好会    小谷 優次  30.7cm(26cm以上7匹)

2.広島釣趣会  下平 一彦  30.5cm(26cm以上5匹)

3.和田宮サーフ 坂井 廣   30.0cm(26cm以上6匹)

4.呉サーフ   飯藤 修治  28.8cm(26cm以上5匹)

5.投好会    北浦     28.0cm

6.三萩野サーフ 平松 数典  28.0cm

7.遊魚会    武田 勝博  27.0cm

8.飛幡サーフ  山口 勝久  26.0cm

  以上26cm以上

他魚の部

1.大阪銀鱗投友会 柏原 昭彦 イラ 46cm、シマイサギ 37.4cm

2.飛幡サーフ   大石 祥治 ヒラメ 31.1cm、シマイサギ 32.7cm

毎年会場責任者としてお世話いただいている大石会長

東京から毎年参加の

千葉サーフ戸倉さん

実寸27、0cm〜30、0cmまで6匹(筆者)

チョッと残念の30cm


内心33cmを目標にしていたので、30cmはちょっと残念、来年は33cmを釣り上げたいな。結果発表の後、11時50分皆さんにお別れを告げ、一路鹿児島空港へ、地獄の眠気と戦いが始まる。ほっぺをピタピタとたたき、ガムを噛んで、そしてドライブインで2〜5分目をつぶる、途中何度も眠気覚ましをして、安全運転で無事14時半鹿児島空港着。

飛行機の中で熟睡、空港バスの中で熟睡、18時帰社して、所属クラブの和田宮サーフ草別会長に結果報告、23時まで仕事、明日は5時起きなのですぐに爆睡。体はへとへと、心はリフレッシュの楽しい一日でした。

筆者の入ったポイント